食費に困った学生時代

私は思春期の頃からPCが趣味でした。

 

しかし今と違って、何かとお金がかかるのが問題点です。大学に入る前はPCを購入できない為に、電卓の親玉の様な、ポケコンと呼ばれるPCでプログラミングをしたりしていました。

 

大学に入ってからも、状態は好転しませんでした。いろいろなアルバイトもしてみましたが、何しろ、「使い物になる性能のPCを買いたければ、最低で100万円は用意しろ」と言った時代です。

 

学生のアルバイト等、いくら励んでも、SCSI接続のハードディスクやメモリ等に消えていきます。通信費だって、今の様な低料金な物ではありません。

 

衣服や食費等も、削り倒してつぎ込みましたが、今思えば、若かったからこその情熱だったのでしょう。幸いにも、実家が米所だったので、お米だけは送ってもらう事ができました。最終的にお米しか食べる物が無くなる事もよくあり、自分でも笑ってしまう様な食事内容でした。

 

特に印象に残っているのは、調味料ライスです。近所の友人に化学調味料だけをめぐんでもらい、焼き飯の要領で炒めるのです。具は一切ありません。ご飯と化学調味料だけです。

 

さすがに3日連続でこれが続くと、体が受け付けなくなり、ニオイを嗅いだだけで吐き気をもよおす様になりました。

 

就職してからは月給をもらえる様になり、「固定給をもらえるのはこんなにありがたいのか」と、しみじみと実感をしました。